2010年8月13日金曜日

スタッフレクチャー(?) 8/12

昨日勉強会担当でした。
「医学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー」の講演
準備体験から自らが学んだことなどを追体験してほしかった
こともあり、以下のセッションをしてみました。

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ワーク作成、ディスカッション形式
active learning
「こんな依頼が舞い込んだら・・・。
ワークで学ぶシリーズ1」


以下の課題を1時間半で作り上げてもらいます。

注釈
1)選択肢は2つです。どちらか好きなほうを選んでください。
2)自分が今主戦場にしているクリニックおよび病院
(津山中央病院、日本原病院、奈義ファミリークリニック、
津山ファミリークリニック、湯郷ファミリークリニック)の
実践内容を記載してください。
3)レクチャー時間は10-30分までこちらで選べます。
ご自身で選んでください。
4)残念ながら断れません(笑)



1、私は家庭医療をやっている〇本原病院に就職し、
研修中および卒業した医師である。ある時、私がそういう
研修をしている/していたうわさを聞きつけて、講演の
依頼が舞い込んだ。
「家庭の医学、じゃなかった・・・、えー、家庭医療の
考え方について少しレクチャーをしてほしいんです。
できれば実践についても少し触れてほしいのですが・・・」、と。
対象者は医学部2年生で地域医療に興味があると手を上げた
学生3人です。
私は、家庭医療の考え方を伝えるべく、10-30分間の
レクチャーを作り上げようと気合を入れた・・・。



2、私は家庭医療をやっている日本〇病院に就職し、
研修中および卒業した医師である。ある時、私がそういう
研修をしている/していたうわさを聞きつけて、講演の
依頼が舞い込んだ。
「先生の現在の実践をふまえて、家庭医療を実感して
もらえるレクチャーをしてください。できれば理論に
ついても少し触れてほしいのですが」、と。
対象者は医学部5年生で地域医療に興味があると
手を上げた学生5人です。
私は、自分の実践内容を伝えるべく、10-30分間の
レクチャーを作り上げようと気合を入れた・・・。


課題
1)上記2つのうち1つのレクチャーの骨子(目次)を
作ってください。
2)骨子をメールで時間内、もしくはその日のうちに
吉本まで送ってください。
3)その骨子を作った理由、伝えたい内容、工夫などを
述べてください。
4)(難しいと思いますが)時間内、もしくはその日の
うちにレクチャーが完成した人は、吉本まで送ってください。


途中で少なくとも一度、全体発表・議論する場を設けます。
相談はどなたにでも、自由です。
書籍からの参考やPCなどでの検索も自由です。


本セッションの狙い
1)現在の家庭医療についての理解度をみる
2)現在の実践を整理し、理論とつなげることで、
自分の現在を振り返ることができる
3)作成したレクチャーはそのまま各事業所の
紹介/宣伝に使える(かもしれない)
4)今後学生・研修医が見学に来た際に、自分の実践の
説明がしやすくなる(かもしれない)
5)吉本の準備時間を短縮する(笑・・失礼しました・・)

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研修医の先生からは好評でした。

セッション評価、研修医評価に関しては指導側でこれから
ディスカッションする必要があると思いますが、自分も
やっていて楽しい時間を過ごせました。

1 件のコメント:

  1. 自分の経験を追体験してもらうというのはいいですね〜!
    レクチャーとかしたくないという研修医もいるので、こういう研修の一環でやるのもいいですね!
    参考にさせていただきます!

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